4月のテーマは『一煎の幸福。日本茶を楽しむ』。お茶の歴史から美味しい淹れ方まで、日常のなかで最も身近な「お茶」という豊かな文化をひも解く時間となりました 。
受講者の皆様からいただいた、お茶にまつわる素敵なお便りをご紹介いたします。それぞれの暮らしに寄り添うお茶の時間や、講座を受けての温かい変化を、どうぞご覧ください。
休日のホッとする瞬間に、こだわりのお茶をブレンドして楽しむ贅沢
普段、ゆっくりとお茶を淹れる時間があまり無いのですが、休日にホッとする瞬間が訪れた時には、その時のお菓子に応じて、日本茶か珈琲かを淹れ分けます。
お茶の場合、気分に応じてベースとなる茶葉(緑茶、ほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶など)を決めて、そこによもぎやなつめなどの薬草素材をブレンドしたりして楽しんでいます。
好きなお茶は、
①奈良の竹西農園さんの和紅茶
(普段は完全に珈琲派なのですが、こちらの和紅茶は香りや口当たりがとてもまろやかで、紅茶独特の苦味や渋みがなく、何杯でもいただけます)
②大分の高橋製茶さんの緑茶
(安全の有機栽培で、お土産にいただいて、とても美味しかったです)
自分のための静かな時間に、健康と美をいたわるお茶を選び分ける
①お茶をゆっくり頂く時間はありますか?
はい、1人でいる時に頂きます。
主人と一緒にお茶を飲むことはないですね。
紅茶やコーヒーを頂く時は利尿作用があり、カフェインもあるので午後の早い時間までに頂きます。
特に紅茶は、私はトイレが近くなってしまうので、午前中に頂くことにしています。
②好きなお茶
今は「柿の葉茶」と「阿波番茶」を頂くことが多いです。
「柿の葉茶」はビタミンCが沢山摂れるので飲んでいます。
「阿波番茶」はオートファジーのことを書かれている吉森保さんの本で知り、老化を遅らせる?みたいですので、飲んでみています。
これは飲んでみたら昆布のダシのような感じのお茶でした。 近くのカルディで売っていたので簡単に手に入りました。
画面から伝わる和の美しさに癒やされ、暮らしにお茶を淹れるゆとりを
毎回アーカイブですが、学びを得るだけでなく画面から伝わる和の美しさや豊かさも味わわせていたただいております。いつもありがとうございます。
講座はわかりやすく、毎回興味深く聴いております。特に第三回のお菓子の回では、お菓子大好きであることや京都出身であること(和菓子の銘店巡りもしました)からとても身近に感じられる楽しい内容でした。
昨日の第四回お茶については、私はお茶のことを何も知らないし楽しむということをしてこなかったなと恥ずかしくなりました。今は3人の息子達の希望により毎日麦茶、番茶や焙じ茶などを作り置き、夫と私もそれを飲むというかんじですが、お茶をゆっくりいただけるようなゆとりのある時間を作っていこうと思います。
お湯の温度を少し意識するだけで、毎日の「丁寧な生活と美しい生き方」へ
第4回講座はお茶のお話でした。
一番驚いたのは、「母がお食事の時もお茶を出してくれた」という先生のお言葉!
えっ、お茶ってやっぱり食後に飲むものなんだ…と。私も子供の時から普段の食事中にお茶を飲んでいたので。
外食では食後にコーヒーや紅茶をいただきますが、私にとってお茶は食事の時に一緒にとる飲み物という感覚です。
実は数年前から小指が曲がってきてへバーデン結節のような感じがしてまして…
「へバーデン結節や関節に問題のある人はコーヒーをたくさん飲んでいる人が多い」と書いてある本を読み、
旅行に行った時とか以外普段は一切コーヒーを飲まなくなりました。
その関係というか最近はカフェインレスのお茶をいただくことが多くなりまして…
健康志向で、丹波の黒豆麦茶(ホットで)や松葉茶、あと主人が目が悪いので柿の葉茶や徳島の目の神様とされる葛城神社の一社相伝の「眼蘇茶(めいきるちゃ)」というのを
取り寄せています(メグスリノキ、びわの葉やプーアル茶などがブレンドされているようです)。もちろん、夏でもすべてホットでいただきます。
ですので、もっぱら高い温度のお湯でそのまま入れていますし、そのお湯も土瓶に鉄玉を入れて(鉄分補給のため)沸かしますし、
朝いただく時はぬちまーす(塩)を入れたりしてるので、お茶の味はめちゃくちゃかも…(笑)
最近はお菓子などの甘いものはほとんど食べなくなったので、抹茶を点てることもほとんどなくなりました。
でも、せっかく今回美味しいお茶の入れ方を教えていただいたので、お湯の温度を調整して入れるようなお茶をゆっくり味わうという時間も持てるようになりたいなと思います。
来客もないですし、主人もお茶の味がわかるような人ではないですが、とにかく水分はたくさん摂る人なので、時々そういうお茶も出してあげるようにしていきたいです。
「丁寧な生活、美しい生き方」という目標の実践には一番いいかもしれません。
話は変わりますが、先日、入籍したばかりの息子が嫁を連れて来たので、
第二回講義のお菓子の回で教えていただいた松浦軒本舗さんのカステラを取り寄せてウンチクと共に(笑)振る舞いました。
先生ご推薦の12か月のお菓子もまた取り寄せて、お茶と一緒に楽しみたいと思います。
日本文化のある暮らしのための知恵を学ぶことができていつも感謝しております。
また次回の講座も楽しみにしております。
お茶が紡いできた深い歴史に触れ、日々の悩みがすっと消えていく
お茶のお話の中で一番驚いたのが、和紅茶が明治時代からあって輸出されていたことです。
和紅茶は近年に作られたものだと思っていました。
まだ、和紅茶が出回り始めたころにいただいた時おいしいと思いませんでした。
だから輸出するほどおいしいものが作られていたことに驚いたのです。
最近、いただいておいしいと思ったので進化したのだと思いました。
お茶も中国から伝わり、薬として飲まれ、高級品として貴族や僧の間で広まっていったのが始まり。贅沢な品物、闘茶からお茶文化が発展して、栽培方法が確立されて一般に普及するようになった。
文化の一つ一つに歴史があるように人の一生は短いですが、それぞれの歴史があると感じました。日々の中で生まれる悩みはなんて小さなものなんだろうかと思います。
でも、人は視野が狭くなって目の前の事に気を取られるから悩むのでしょう。
大好きな茶器でお気に入りの一杯を。丁寧にお茶を淹れていただく幸せ
先生と同じようにお茶の話を聞いていてとても楽しくなりました。
私もお茶が大好きです。緑茶は子供の時から食事の時にもいただいていました。
店舗付きの社宅にいたので会社のお茶を一緒にいただいていたようです。
昔は始業時と昼食時に必ずお茶を入れるものでした。
その土地によってお味が違って、味わう楽しみがあります。
母の故郷、加賀市には加賀棒茶というほうじ茶があったのを大人になるまで知りませんでした。緑茶ばかりいただいていたので、ほうじ茶、番茶などがあるのを大人になってから本やTVなどで見て飲んでみたいと思いました。
ほうじ茶は私の身体に会わないようで胸やけがするので家ではいただきません。
伝来当初、薬としては、今のように成分分析などできていなくても症状や経験値から使われていたのでしょう。昔の人は偉かったですね。
今は技術が向上してさらに効能が明らかになっています。
素敵な茶器でいただくお茶はおいしいです。
萬古焼や常滑焼の急須で入れるとお手頃な茶葉でも美味しくなります。
ご紹介はありませんでしたが、萩焼の湯飲みにあこがれて萩に行ったときに求めました。使い込むと色が変わると聞いて楽しみにしています。
ついもったいないと思って使う回数が少なくてなかなか変わりません(笑)
湯冷ましも萩焼でもっています。
普段は静岡のお茶屋さん(焼津市の丸玉園)の玄米茶をいただいています。
このお茶は玄米が入っているのですが、玄米のお味がせず煎茶のようです。
玄米茶嫌いの母がいただいていたものを続けています。
お正月や改まったときに煎茶を入れます。
お茶の葉もピンからキリまであり、良いものはやはり甘みとまろやかさがあります。
お茶といえば茶菓子も楽しみの一つです。
緑茶とあんこのお菓子、抹茶と二人静、紅茶とケーキやタルト、クッキー
お茶をいただく時間、食事の時、一仕事終えたとき
もっと丁寧にお茶を入れておいしくいただきたいと思います。
お茶ではありませんが、コーヒーを上手に入れられず、いつも苦くなります(笑)
いつも長い感想を読んでいただき、ありがとうございます。
次回の講座を楽しみにしております。
淹れ方ひとつで普通の煎茶が驚くほど美味しく!日本人として出会えた身近な贅沢
いつもありがとうございます。
今回の講座も楽しかったです。
私は今お茶の時間が一番の楽しみと言って良い程です。今はコーヒーが一番かもしれません。平日は仕事から帰ってきてから 冷凍保存してある豆をガリガリやって 一杯頂きます。夕食を作る元気が出ます。甘いものも好きですが 一応週末にと決めています。(抜け道はたくさんあります) 焼菓子が大好きですが 今週は何を食べようかなと考えるのも楽しみです。週末は大抵家で いる時は夫と夫の淹れたコーヒーを飲んでいます。
育った家がミルクティーが水分のような家で ずっとそれに近い生活をしていました。10年程前に腰を痛めた時 かかった針の先生に カフェインは筋肉を硬くしますと言われました。これは大変とハーブティーに切り替えましたが 少しずつ復活し 現在は朝ハーブティーと紅茶 昼食は職場にルイボスティーを持参しています。そして今はコーヒーまで飲むようになりました。
煎茶は時々飲もうとするのですが 今まであまり縁がなく 淹れられない状態だったと思います。講座を受けて まず確かにお湯の温度が高かったと分かり 冷まして淹れるようにするととても美味しくなりました。程近い
近所のお茶農家さんから買った普通の煎茶ですが 今までの淹れ方で申し訳無かったと感じています。2杯目 3杯目等お茶の味がとても変わるのも面白かったです。今は夕食の時や食後に飲んでいます。
講座のお陰で煎茶も身近になりました。(日本人なのに!)ありがとうございます。
最近ふと食事中に噛んでいる時 体にものをいれるって不思議だな 世界と繋がっているんだなと思いました。お茶を飲むことも本当に身近な贅沢ですね。ありがたいなと思います。
次回の講座も楽しみにしています。
それぞれの「お茶時間」に見える日本の風景(石川真理子より)
みなさまからのご感想、本当に本当に嬉しく拝読しています!
心を込めて綴ってくださるのがよくわかるので、できるかぎりそのまま掲載させていただきました。
ご感想から見えてくるのは、お茶でも、そして、珈琲でも、それぞれのひとときがあるということ。それは同時に、この令和という時代の「お茶の景色」であり日本の風景なのです。
私たちが、いにしえの人たちがお茶を喫する様子を想像して、そこに和を感じるように、いつの日か遙か未来の人たちが、令和に生きる私たちの姿を思い浮かべて、「日本らしいなぁ」と感じてくれるかも知れません。また、そんなふうになることを夢想しています。
今回は受講生さんの中から、日本茶のインストラクターを取得されている上野香穂里さんにもご協力いただきました。
心より御礼申し上げます。



