内外出版社
1500円+税
現存する武将の最古の家訓と言われる北条重時の家訓。
鎌倉時代中期のものでありながら、その内容は極めて現代の感覚に近い。
組織の中で生きていく男たち、それも、部下を率いて行く立場ならではの細やかな配慮と忍耐と覚悟を、実践的に教える。著者が重時の「親心」をあますことなく読み解いた今を生きる男達への応援歌。

はじめに
一章 これだけはやっておけ ~ 己の礎となるもの
二章 男たるもの、まずは風格だ ~ 挙措進退と身嗜みの基本
三章 仕事の八割は処世術 ~ 佳き人間関係を結ぶ「克己復礼」
四章 女を尊ばずして先はない ~ 家も仕事も女次第
五章 人生は心しだい ~ 浮世を達観せよ
六章 人生をまっとうせよ ~ 至誠がすべてである