雨中の猛行、いよいよ制作段階へ
雨に塗り込められたこの7月、
ひたすら新刊の原稿に取り組んでいました。
6月29日に依頼を受け、翌日には項目を出して
7月に入ってすぐに執筆開始。
オンライン講座や、リアルの講座、連載原稿の執筆などなど他の仕事を
間に挟みながら、依頼を受けてからちょうど一ヶ月後、7月29日に脱稿。
実質2週間で書き上げました。
まさに一気呵成の猛行軍です。
といっても、毎度のことで、代表作の『女子の武士道』をはじめとする
他の書籍も、概ね二週間で書き上げました。
(『勝海舟 修養訓』は一週間)
速ければいいというわけではないのですが、
いやしかし、打てば響くというか、「いざ鎌倉」の心意気が
どうしても好きだと言うことですね(笑
こうした私の猛行軍を受けて、今度は編集者さんが
猛然と突き進んでくれました。
これもまた信じがたい勢いで編集作業に取りかかり、
なんと連休明けには初稿が出るのです!
そればかりか、すでにデザイナーさんにカバーデザインも発注。
いやいや、すっごいことになっています。
カバーデザインを発注した、ということは、
つまり、タイトルや、帯周りの言葉なども決まったということです。
公開OKになりましたので、早速、お披露目いたします!
武士の娘だった祖母から教わった
女子の品格
女性の教養と品格を高める
所作と心得50
上記が正式なタイトルです。
早速、筆で書いてみました。
『女子の武士道』『女子の教養』に続く三部作
すでにお察しのように、新刊は、『女子の武士道』『女子の教養』に続く総集編というか、完結編のようなもので、三部作の位置づけとなります。
この二冊は、おかげさまで今も多くの人が手にとってくださり、
また、幅広い年齢層に受け容れられているベストセラー&ロングセラーです。
ただ、まったく新たな時代が到来しようとしている中で、もっとふさわしいもの、さらに本質を問うたものの必要性を感じていたのです。
それだけに、依頼を受けたときは、なんてタイムリーなんだろう!
と思いました。
ところで、品格と言えば、十年ほど前でしたか、
坂東眞理子先生の『女性の品格』がベストセラーとなりましたね。
『女性の品格』と『女子の品格』、もう一字しか違いませんが、
内容は、もちろん「真理子ワールド」「真理子武士道」が貫かれており、
いわば、女子の品格・石川真理子論ということになります。
今回は特に、
武士の娘の美学
を、全面的に打ち出しました。
内容は、前半は日常生活における「心のありよう」とすぐに実践できる行動案、
後半には、「自分軸を持って力強く生きるため、内的世界の整え方」や「民族の誇りを培う歴史観」と、極めて精神的なものとなっています。
これから、一部内容をご紹介するなど、致知出版社さんのPRも始まるので、
折に触れ、ご紹介していきますね!