さざんか梅雨



朝からぽつりぽつり、冷たい雨が落ちてきました。
天気予報によれば、
来週にかけて雨っぽい日が続くそうですが、
これを「さざんか梅雨」というのだと
気象予報士が話していました。


さざんかは、「山茶花」と書きます。
我が家の庭にも、山茶花の木が三本あり、
先月あたりから咲き始めました。
秋に咲き出して、春先まで咲いる山茶花は、
花の少なくなる季節に、ほっと心を和ませる花なのです。

その山茶花を濡らす冷たい雨。
窓辺から眺めていると、哀れな気持ちになります。

けれど山茶花は、そんな私の同情を知ってか知らずか
冷たい雨を受け容れて、静かに咲き続けている。
そこには、
ささやかな誇りと、大いなる勇気とが、あるように感じられます。

わたしも、そうあろう。
すべてを受け容れて、冷たい雨に濡れそぼったとしても
プライドだけは失うまい。

そうあり続ける以上、魂は、決して傷つけられることはない。

雨に濡れる山茶花に慰められた朝でした。






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